SGNP-タンパク質凝集阻害実験

単糖類、二糖類、オリゴ糖類、糖鎖類似物質あるいは糖タンパク質を共存させることにより、その多価の糖鎖結合性タンパク質溶液(レクチンなど)の糖結合特異性を明らかにする時に使用します。

METHOD

  • バッファーを添加し、SGNP 溶液をAbs 530 nm = 4.0 ~ 6.0 に調製。

  • 96 穴タイタープレート(丸底)に、一定濃度に調製したサンプル溶液(レクチンなど)25μ l とSGNP 溶液25μ l を添加。
  • *サンプル濃度は、「SGNP-タンパク質凝集実験」にて、完全に凝集が起こる最低濃度を使用する事をお奨めします。

  • 阻害溶液(オリゴ糖鎖など)を0.1 ~ 50 mM/バッファーを調製したものを、それぞれ50μ l を添加後、1 時間 から 一晩緩やかに攪拌。

  • 凝集塊を除く上清の吸光度(Abs 530 nm)を測定。